主な活動

ヨーロッパでの藍の栽培

ミラノとアムステルダムにて、藍の苗を栽培しています。7月から9月にかけて藍の葉を収穫し、藍の色素を抽出します。そして、抽出した藍の染料を使用してワークショップを行います。私たちの目標は、この藍畑をヨーロッパ中に広げ、仲間とともに持続可能なシステムを構築することです。

AIP/ Mr.ティーノ構想

私たちは、藍管理システムAIPの開発と、センサー付きの藍甕「Mr.TINO」の構想があります。スクモ発酵法による藍建て管理に使用します。藍の建て方には様々な方法がありますが、私たちは日本の伝統的な藍の仕込み方法であるスクモ発酵建てにAIPを使用していきます。

インディゴステーション構想

藍の生産においては、栽培>収穫>発酵>管理までの設備を揃えた「インディゴステーション」を提案します。藍の容器であるIndio Pod(藍甕)は各ステーションに設置され、いつでも誰でも利用でき、藍染をすることが可能です。

タデ藍の水耕栽培

栽培農家の減少に対し、日本のタデ藍(Persicaria tinctoria)を用いた水耕栽培を提案しています。初期投資は必要ですが維持費が安定し、都市空間や小規模スペースでの垂直栽培が可能で、持続可能な藍供給の仕組み構築を目指しています。

ワークショップ

日本の伝統的な染色技法である「絞り染め」と、型紙と糊を使ってデザインをする「型染め」の2種類の染色法方を教えています。どちらの技法でも、布の染色には天然藍を使用します。ワークショップの所要時間は、それぞれ3~4時間です。